トラックドライバーの方は、長時間、同じ姿勢でトラックを運転する機会が多いですよね。
運転中は事故を起こさないよう、さまざまなところに気を配らなければなりません。
常に緊張している状態なので、同じ姿勢で体も緊張しています。
そのため、頭痛の一種「緊張性頭痛」を引き起こしやすいといわれています。
ここでは、トラックドライバーの方に多い緊張性頭痛の症状と対策、トラックを運転中に緊張性頭痛が起きたときの対処法をご紹介いたします。
トラックドライバーの方で、頭痛にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
トラックドライバーの方に多い緊張性頭痛の症状は?
緊張性頭痛の主な症状はズキズキする痛みではなく、後頭部を中心に両側がにぶく痛むことが多いといわれています。
我慢できない痛みというよりは、軽度から中程度の頭痛が数日から数週間長く続く痛みになりやすいでしょう。
また、首や肩のコリを伴うこともよくあります。
緊張性頭痛の対策は?
・ストレス管理
できるだけストレスをため込まないようにしましょう。
たとえば、入浴や読書、スポーツ、音楽を聴くなど、ご自身がリラックスできる方法を日常的に取り入れ、日頃からストレスをため込まないようにすることが重要です。
・適切な休息
定期的に休息を取り入れ、質の良い睡眠を確保することで、筋肉の緊張が和らぎ、緊張性頭痛を予防できるといわれています。。
・姿勢の改善
長時間、姿勢が正しくない状態で運転をしていると、体が緊張している状態が続くことになり、緊張性頭痛を引き起こしやすいでしょう。
正しい姿勢をキープできるよう意識し、運転席の位置を調節したり、必要であれば運転席のシートを変更したりしましょう。
・適度な運動
軽い運動やストレッチは筋肉の緊張をほぐすため、緊張性頭痛の緩和に繋がります。
また、背筋や腹筋を鍛えると、正しい姿勢を無理なくキープしやすくなります。
トラックの運転中に緊張性頭痛が起きたときの対処法
まずは、鈍い痛みでも集中力や注意力が低下し、事故を起こしやすくなります。
痛みが出たら、早めに休憩するようにしましょう。
高速道路であれば、サービスエリアやパーキングエリアで休憩をとり、車から降りてストレッチをすることをおすすめします。
血流が改善して、頭痛が改善することがあります。
首や肩のコリや痛みがあるのであれば、その周辺をマッサージしたり、温湿布をはって温めたりすることも効果的です。
まとめ
ここでは、トラックドライバーの方に多い緊張性頭痛の症状と対策、トラックを運転中に起きたときの対処法をご紹介いたしました。
トラックドライバーで緊張性頭痛が起こりやすい方は、対策をしておくことが重要です。
万が一、緊張性頭痛が起こってしまったら早めに対処するようにしましょう。