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トラックのヘッドライトの使い方とは!?

夜間に走行する際には、ヘッドライトを付けなくてはなりませんが、トラックは車体が大きく、対面する自動車によっては、対向車のドライバーや先行車両の運転席まで光が届いてしまい、眩しい思いをさせてしまうことがあるのです。
トラック走行中のハイビームは事故の原因にもなりかねないので、注意が必要です。
今回は、そんなヘッドライトの使い方についてご紹介したいと思います。
安全な走行を心がけるドライバーとして、ヘッドライトの知識を身に付けておきましょう。
是非、ご覧ください。

ヘッドライトの種類とは?

自動車のヘッドライトには2パターンあって、ロービームとハイビームがあります。
トラックの場合、ロービームでは比較的手前の約40メートル程度の範囲を照らし「すれ違い用前照灯」、ハイビームでは前方約100メートル程度までを照らし「走行用前照灯」と呼びます。
ハイビームは遠くまで照らすことができる分、対向車のドライバーまで光が届いてしまい、眩しい思いをさせてしまう場合があります。
夜間走行をする際には、マナーとして通常はロービームで走行して、真っ暗で見通しが悪い場所のみハイビームに切り替えるようにしたいですね。
ただし、2017年3月に改正された道路交通法では、走行中のヘッドライトは基本的にハイビームを使用するが、対向車や先行車があればロービームに切り替えて安全走行に悪影響を及ぼさないようにすることが義務化されています。
その場に応じてドライバー自身がロービームに切り換える操作が求められていますので、注意しましょう。

ハイビームでの走行、事故の要因になる?

特に夜間や雨天の時には、対向車のヘッドライトが目に入ってしまい、ドライバーの視覚を奪ってしまう場合があると思います。
眩しくて道を見失ってしまったり、対向車が見えにくい状態に陥れば、交通事故を引き起こす要因になりかねません。
特に、乗用車よりも車高が高いトラックは、ヘッドライトの位置が高いので、ハイビームにすることで対向車だけでなく周辺の車の運転席を眩しく照らしてしまい、事故のリスクを高めてしまうのです。
トラックドライバーはその点をしっかりと頭に入れて、夜間走行でハイビームを使用する場合には細心の注意をはらいましょう。

ドライバーができる安全な夜間走行とは?

トラックの夜間走行を安全に行うには、ハイビームやロービームの切り替えが必須とお話してきましたが、他にもドライバーにできることはあります。
それは、走行速度を落とすことです。
昼間よりも見通しが悪い夜間道路では、速度を落とすようにしましょう。
そうすることで、より安全に走行できるようになり事故の引き金になることを防げるでしょう。

まとめ

ドライバー自身の安全を守るために必要なヘッドライトについて、お話ししました。
安全な走行をするためには、走行しながら情報収集をしていかなくてはなりません。
ハイビームを正しく使うことで、ドライバーの命だけでなく周辺車両や歩行者などの命も守れます。
ハイビームとロービームの切り替えを忘れずに、安全運転に役立てていきましょう。